国はなぜ基準値を低レベルにしたのか
責任者をしてます飯島です
お客様にとって『家づくりで大切』なレベルを下げてしまうのか?
それは、多くの『抵抗勢力』がいるからにほかならないと思います。
なにしろ平成25年基準では、プログラムで予測された設計1次エネ
ルギーの値が、基準値を0.1ギガジュールでも上回れば『即アウト』
で建ててはいけないのですから事態は深刻なんです。
いきおい住宅や設備の業者は、自社の商材がセーフなのかアウトな
のか、目の色を変えてチェックすることになりますね。
チェックの結果、自社の商材にアウトが見つかったとなれば一大事
なことになりますすぐさま『それは困ります』『何かご配慮を』と
役所に押しかける構図が出来てくると思います。
役所にしてみれば、こうした苦情にいちいち対応するのは面倒なこ
とですので、初めから楽々クリア出来る低いレベルの基準にしてお
いた方が無難というお話です。
このように、レベルはズルズルと低め低めに下がっていくことが予
想されてます。そもそも『義務』を求めれば、要求するレベルはお
のずと低くなるものと思われます。
国の気持ち一つで『良い家づくり』が出来るように、本当はなります。
ここ長らく、勉強の時間をこのブログでとっていただいてますがこれ
も偏に『お客様が後悔しない為』のお話と思い読んでいただきたいです。
しばらく、続きを書かせていただきます。