エアコンの目安を知ってますか
責任者をしてます飯島です
エアコンを買う時に『冷房の効きが悪いと困る』ので、ついつい大きめな
機種を選定しがちではないかと思います。しかし、カタログに記載された
暖冷房能力の目安である『〇〇畳』という表示があることはご存じです。
実は『〇〇畳』という表示は、断熱等級3程度の貧弱な建物性能を想定
したものなんです。エアコンメーカーはクレームが怖いので熱負荷を大き
めに見積もって事実がありますし販売店側も安全な大きめ(高価な)機種
を進めたがります。
このことから、これでは最近の『高断熱高気密=高性能住宅』では明らかに
能力過剰になり使用時の省エネ効率低下を招いてしまうことになります。
最近の超高性能住宅では、夏の冷暖房用エアコンを建物上部のロフトなどに
1台だけ設置して家中を冷やしている家もあるくらいです。
エアコン設定を考える場合は、『真の夏旨住宅』の生活を考えて設定して
いくことが良いようです。いずれにしても、家の断熱・気密が大きく変わっ
てきてますので空調関係の施工の仕方も今までとは違いことを認識して
ご相談が良いと思います。