エアコンの効率向上はもはや限界
責任者をしてます飯島です
最近になって聞く話ですが、エアコンの効率向上が限界に達しつつあるそうです。
現実的なコストで出来る対策がほぼやり尽くされ、ハード的な改善がほぼ限界に
きているというお話です。
たとえば10年後に今のエアコンを買い替えたとしても、もはや大きな節電効果は
望みが少ないということらしいです。
ハードの改善がアテがなくなった今、さらなる省エネのためには『建物性能の
向上』と建物性能に見合った『適切なエアコンの選定や配置計画』が重要になって
きてると思います。
家電を買う際には『冷房の効きが悪いと困る』ので、ついつい大きめな機種を選定
しがちだと思います。しかし、カタログに記載された暖冷房能力の目安『〇〇畳』
という表示を見られたことがあると思います。この表示は『断熱等級3程度』の貧弱
な建物性能を想定したものだそうです。
メーカーはクレームが怖いので熱負荷をを大きめに見積もるし、販売店は大きい
(高価な)機種を売りたがります。これでは『魔法びんの家』の高性能住宅では
明らかに能力過剰になってしまいます。
『魔法びんの家』では、夏は上階のエアコンをつけていただき、冬は下階の部屋の
エアコンをつけていただきますと室内中が快適になてきます。
『高断熱高気密住宅』では、エアコンの使い方から大きく生活の仕方が変わって
きます。室内環境が心地好く省エネの生活が出来ます。