怖い『結露』の続きのお話です
責任者をしてます飯島です
前回に続き、家づくりの大敵『結露』のお話をさせていただきます。
46年前に日本に『ツーバイフォー2×4』が入ってきたことも大きな要因かと思います。
『家づくり』の考え方が欧米的な技術も入ってきました。
今まで日本の家づくりは『冬は寒くて当たり前、夏は暑くて当たり前』でした。
諸外国の『家づくり』を見てみますと全然考え方が違うことが驚かされたんです。
日本家屋は見た目には美しさがありますが『性能』という点では大きく諸外国からみて
遅れていたのです。日本に2×4(ツーバイフォーが入ってきてから性能を考えた家づくり
が少しずつですが徐々に浸透してきたと思います。
2×4は温かい地震に強いと良いところの話が一人歩きしてしったのではないかと思います。
日本の家屋に比べたら言われてもしかたなかったところがありました。
しかし、その2×4(ツーバイフォー)も気密測定はしませんでしたけど日本家屋の断熱材
が入ってない家と比べたら暖かったのです。日本の長い歴史のなかで大きくびっくりされた
出来事ではなかったのかと思います。
日本家屋の造り方もこの時代から変わってきたのです。
『早い安い暖かい家づくり』に対抗したかのように日本家屋からも柱が消えてしまったのです。
その後の日本家屋を見ますと柱が中に入ってしまいましたから一見みたところでは工法が解り
づらく日本家屋なのか2×4なのかわからなくなってきてます。
ここに『家づくり』の落とし穴がでてきたのです。
この続きは次回にまた書かせていただきます。