昔の家は結露しなかった
責任者をしてます飯島です
『結露』は家に対して大敵というお話をし続けてます。
では、結露しない家づくりをするのには昔のように家の中と外の温度差が
同じくらい寒ければ結露はしないでしょう。もう一つ結露しない家づくり
をする方法はあります。熱が逃げにくく、入ってきにくい窓・屋根・天井・
壁・床を造ることですね。いわゆる『気密測定をする施工方法の家づくり』
ですね。
昔は、冬が寒いのがあたりまえで夏が暑いのがあたりまえという考え方でした。
暖房は囲炉裏かコタツ程度でした。寒さを我慢し、夏は日陰をつくり家を開け
放し生活をしてたものです。このような家でしたので結露が万が一発生しても
微々たるものだったのです。
しかし、今の家づくりの考え方は『暖かくしたい、涼しくしたい⇒快適な生活
がしたい』というように欧米と同等な考え方が多くなってきてます。
『暖かく・・・涼しくしたい』ということから、家に断熱材を入れることにな
ってきました。昨今では、さらに断熱材を多く入れることがUa値を下げること
になり快適な生活が出来るという謳い文句が一般的になりつつあります。
ここに落とし穴が出てきます。断熱材を一杯いれてUa値を下げるということは
良いことです。しかし、長く続けていけるかという話になりますと違うことに
なってしまいます。つまり家の維持管理が長く保たれていけるかというお話です。
ここにやっかいな『結露』がほとんどところで発生してます。10年もたつと
酷いことになっている家も多くみられます。そうです『気密測定』をして、
外と内うをしっかりとシャットアウトしてない為に入り込んでしまい結果結露
が発生する要因となっているお話が多いと思います。
結露しない『家づくり』をしていただきたいのです。そこに本当の快適性が
ついた生活が出来ると私は信じてます。