『2050年の家づくり』のセミナーがありました
『2050年にむけた高断熱の家づくりHEAT20 G2・ZEHを標準化に』というテーマで
東北芸術工科大学教授の竹内昌義先生がこれまでに提案してきた『2950年のあり姿』
のお話と最新の社会情勢についてのお話でした。
武内先生がお話する一つ『2030年に新築でカーボンニュートラル』は、IEA(国際
エネルギー機関)のロードマップでも掲げられている『世界の常識』だそうです。
しかし、日本の2030年の目標は、脱炭素社会に向けた住宅・建築物の省エネ対策
新築のカーボンニュートラルは本来は『太陽光発電100%+省エネ50%以上』だと
竹内先生は定義してます。エネルギー消費50%減を実現出来れば6kW程度の太陽光
発電でゼロエネルギー住宅が現実的になるというお話をしてます。
日本では、まだ多数の火力発電所が稼働してますが、国際社会は日本に石炭火力の
全廃を求めてる現状があります。
なかなかそこに到達することは長い期間がかかることと思います。
とにかく、日本の家づくりの性能を1年でも早く欧米並みにすることがお客様第一
の家づくりだと思います。
多くのハウスメーカーがあります、色々な考え方があります。一番は価格の問題
から『お客様ファースト』の家づくりが出来てないところに問題はあります。