『防湿施工とは』覚えてほしい言葉です
責任者をしてます飯島です
本日は、『防湿施工』のお話をさせていただきます。壁の中に室内の
湿気を壁体内部に入れないようにする構造が『防湿層』といいます。
防湿層の施工で一般的な手法は、専用のポリエチレンフィルムを張る
やり方があります。専用のフィルムは厚さ0.1~0.2mmのタイプが一般
的代表例だと思います。
防湿性だけでなく、気密性能を確保出来る製品もあります。
断熱施工の住宅では、防湿用のフィルムを内装材のすぐ外側に張る
施工となります。
防湿層に切れ目や穴があると空気が抜けてしまうことになります。
本来の機能を発揮しないことになってしまいます。隙間なく連続して
張る必要があります。
床や天井と壁との取り合い部では、充分な長さのフィルムを重ね合わ
せるようにして張ります。天井と柱との接合部など、防湿層に穴が開
く箇所は、特に注意が必要となります。施工方法としては気密テープ
などで穴を完全にふさいでいるようです。
上記の防湿&気密施工は、職人さんにとって結構やっかいな仕事と
なりますので、慣れないとなかなか難しい仕事となり良い性能に結び
つかない結果となってしまいます。ここが難しく『気密測定』をやら
ないメーカーさんが多いかと思います。
お客様ファーストの家づくりは絶対に
『気密測定』は必要と私は思います。