夏の内部結露があることをご存じですか
責任者をしてます飯島です
結露は冬のお話だけでなく、夏にも壁内の内部結露が生じてしまう
ことをご存じのお客様は少ないのではないかと思います。
躯体に乾燥木材を使用して、室温を下げ過ぎない暮らし方で木材の
腐れやカビに繋がる結露を回避することが大事となってきます。
調湿性や断熱性からも大きく影響を受けます。
高断熱高気密の普及に伴って夏型結露の報告が多くなってきました。
夏型結露は、エアコンの時代となってきましたので壁の中の外側だ
けでなく内側の部分も結露状態となってくるのです。
冬も夏もそうですけど、家づくりには私がいつもお話をさせていた
だいてます『気密測定』が絶対に大事となってきます。ひと昔前に
は壁の中に断熱材が入ってなかったので結露が生じなかったのです。
50年ぐらい前から暖かい家づくりをしたい為に断熱材が使われるよ
うになってきました。ここが分岐点だと思います。断熱材を入れる
ことは非常によいことですが、結露を発生させてしまったら駄目な
んです。ここが施工上で一番大工さんに技術と手間を掛けていただ
きたいのが、これからの家づくりとなるのです。